2011 年 1月 28日[金]
京都の雑貨産業で現在人気のある企業は、「くろちく」「永楽屋」「宮井」「一澤帆布」「SOUSOU」などである。
扱い商品は風呂敷や手ぬぐい、ハンカチ、布鞄、足袋などいずれも布製品で、図案はモダンな和風図柄である。
京都において図案の近代化は明治中期に始まり、日本画家達が、高島屋や三越、千總などの図案を描いていた。
その中で異色は消費者分化と伝統文化に裏打ちされた近代的図案を導入し、
ブランドを確立した図案家神坂雪佳と洋画家浅井忠であった。
講師プロフィール:
1974年京都市立芸術大学工芸科デザイン専攻卒業。
1975年京都市工業試験場研究員。
1997年産業工芸部長。
2003年京都市産業技術研究所工業技術センター研究部長。
2006年京都精華大学デザイン学部教授。
京都府立大学・京都女子大学非常勤講師。
専門は伝統的素材・天然素材を主とした小家具や文房具などのインテリア系プロダクトデザイン、
伝統産業論、素材論、デザイン論、デザイン史。
タイトル:JDPU研修セミナー「和のデザインツールは『神坂雪佳』にあり」
日時: 2011年1月28日(金) 17:00〜19:00 / 16:30 受付開始
場所: 大阪産業創造館5階研修室A
大阪市中央区本町1-5-5 TEL 06-6264-9800
受講費:無料
定員:40名(先着順)
締め切:1月24日
※詳しくはPDF(264KB)をご覧ください。